2012年05月25日の嘔吐

 ブログを始めたのは大学生の頃だったので、もう大体7年とか前のことになる。日記という意味だと、中学生の頃に書き始めたので、日記的なものは10年以上書いていることになるが年数はどうでもいい。なんか書きながら思い出していたので年数を書いただけで年数には全然意味がない。ブログについてちょっと思ったから書こうと思って書き始めた。着地点とか言いたいこととかは多分ない。今多分なんでもいいから文章を書きたいのだと思う。

 中学生の頃書いていた日記は、campasの大学ノートに書いていた(大学ノートって名称はセンス感じる。大学ノートて)。当然、特に誰に見せるわけでもないので書いている内容もすごく好き放題だった。中学生の頃書いてたことなんてまあ友人のこととか好きな人のこととかやってるゲームとかまあそんなもん。適当な小説みたいなもんも書いてたりしたけど今思い出すと死にたい。死なない。まあとにかく、好き放題に好きなことを思うままに書いていた。その時目の前にある様々なことに、笑ったり、嬉しくなったり、哀しくなったり、喜んでいたり、泣いていたり、怒っていたりした、そういう生の感情みたいなものがそこに書かれている。

 ブログは日記と違って全世界に公開されていて、読む人がいるっぽいので、どうしても読む人のことを考えて書いているというか、書いている。で、そうしてくうちに評価されたりとかするんだよね。こんな文章群でも。で、そうすると評価されることが嬉しいから、評価されたいみたいな理由で文章書いたりするようになって、結局だんだん文章書かなくなる。書けなくなる、でもいいのだけど。好きに思ったこと垂れ流してりゃいいのに、それではきっと評価されないのでは、とか思ってやめたりして、そうしてくうちに書かなくなる。そういうの繰り返してる。個人のブログなんか、ある範囲の中で好きなこと好きなように書いてりゃいいって頭では分かってんだけど、書かなくなっちゃう。そりゃ誰かが自分の書いた文章を読んでくれるってのはすごい嬉しいことだった。今まで日記でうだうだと自分一人だけに向けて文章書いてただけだったのが、インターネット上で日記書いたら、それを読んでくれる人が居て、時にはそれに反応があったりして(まあいい反応だけじゃないけど)、そういうのってすごい嬉しいっていうか、僕の自意識を育てるよね。まあそうしていつのまにやら評価されたい、ってなってしまったりして、好きなこと書かなくなったりするんだよね。くだんないよなー。そういうのって本当つまんないなーって思う。そうやって書かなくなっちゃうみたいなのって、すごくつまんないなーって。(正確にはそれだけが理由ではないのだけど面倒臭いので割愛する)

 どうでもいいことをもっと書けばいいんだよなーって思うんだよ。昔キャンパスのノートにがーって書いてたみたいなこと、俺はもっと書けばいいと思う。綺麗な言葉とか上手い文章とか、そういうんじゃなくて、そのときの感情というか、気持ちというかを切り取ったそのまんまそこにベターってはっつけるみたいな、そういうの。そういうのを、書きたいし、書けよって思うんだよね。だから今こうして書いているのだけど。

 って、これと似た内容の記事を前のブログでも書いたんだ。でもやっぱり結局書かなくなってそのブログは更新を止めたままだった。こないだ、ずっと更新止まったままのブログが不憫で消したんだけど、結局ここでも同じことやってんじゃん、って思って、進歩ねーなーって今日ちょっと悲しくなったんだ。

 そんなことで悲しくなってんなよ、って思うんだけど、どうにもね。今これとはまったく別の部分でちょっと弱気になったり不安になったりしやすくなっていて、そういうのが精神にすごく影響してるみたいだ。弱気だったり不安だったり卑屈な自分てすげー嫌いなんだけども、まあ、弱気だったり不安だったり卑屈になったりしていてさ。でもまあ、そういうふうになっちゃうこと自体はもうどうしようもないから、そうなっていることはなっていることとして置いておけばいいんだけど。ただ、だからってそういうのすぐぱっとなくなったりはしないから、そういうのに引っ張られて悲しくなってしまってね。でも、そういう「どうしようもない感情の置き場」みたいな場所はなるべく残しておきたいな、って思う。自分を感情に酔わせるためではなくて、そういう鬱陶しい感情を置いておくための場所というか。その辺のバランスは難しいんだけど。

 というわけで、今後のためにもゲロをここに置いておく。

 おわり。